骨太の方針2021が出ました。DXが中心と新聞などでは報じられていますが、我々は医療業界なので医療業界のことを中心に書きます。
医療業界は今回のコロナのパンデミックのように、有事の際どのように対応していくのかがポイントと書かれていました。当たり前ですが、これから緊急事態と平常時をどのように考え運用していくのかがポイントとなります。コロナ禍でそのことははっきりしました。
その中で、緊急時の病床の活用は、これからの病床機能報告制度における「高度急性期から慢性期」までの病床で一言盛り込めば良いだけです。高度急性期は、緊急事態の場合は、国の指示通りに病床をコントロールするという文言を入れれば、これまで実態が高度急性期ではない自称高度急性期の病床はなくなるはずです。
これから国がどのように緊急事態の時の病床を確保していくのかは、わかりませんが現在の感染症病床を地域医療計画で運用していくのは無理なことがわかりました。
当たり前の話ですが、2019年までの再編リストは生きています。骨太の方針では、医療機関の再編と効率化を頑張ると書いてありました。
骨太の方針2021
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2021/0609/agenda.html
師長の病棟経営数字